□■プロジェクト事例(教育研修)■□
経営幹部内に競争心が芽生えた


【インタビューをさせていただいたお客様】
裕幸計装株式会社
取締役総務部長 前塚 洋様
導入サービス 経営幹部研修「5STEPS」
日程
 2日間
参加者
 経営幹部14名(役員・幹部・所長)

「5STEPS研修」
は2008年11月より本格的に提供を開始した、 経営幹部・組織長を対象とした研修プログラムです。 今回は実際の研修にもご参加頂いた裕幸計装株式会社の取締役総務部長 前塚様にお話を伺いました。

経営チームが直面していた課題

まずはじめに、経営チームが抱えていた課題について教えてください。

わが社は昨年の12月に45周年を迎えた、従業員120名強のオーナー系企業。オフィスビルを中心に、電気・空調・防犯などの自動制御システムの設計・施工・メンテナンスを主に行っている会社です。
 
これはオーナー系企業の特徴かもしれませんが、ここまでは、リーダーシップの強い経営者が会社を牽引してきました。 経営幹部は、経営課題を考えるというより寧ろ、社長が考えたことをひたすら実践することで、現場の第一線として会社を支えてきました。

 
しかし一方で、会社の将来を考えていく事は、「自分たちの役割ではない」という意識を一部の幹部が持ち、 結果として幹部内で、個人の意識に温度差が生じていたのも事実です。 また役員と部長・所長との間に、危機感に対する隔たりもあり、経営幹部の一体感の醸成、チームビルディングが課題と感じていました。

「5STEPS研修」を導入した背景は?

ちょうど新たな三ヵ年計画を策定していく時期にあたり、会社として将来実現したい夢・ビジョンを明確にすること、 加えてそれらを実現させるプロセスと事業の目標・課題をリンクさせることの必要性を感じていました。 また経営幹部が、長期的に会社をどのようにしていきたいのか、それぞれの価値観をじっくりと話し合う、 それもなるべく日常と切り離した場で話し合うことの重要性も感じていました。

このような課題を抱え、階層別研修を一から一緒に構築、実施してくれているマングローブに相談したところ、 今回の経営幹部の一体感を醸成する研修をご提案頂いた経緯があります。実際のプログラム内容についても、当初の「経営幹部が3~5年後の会社の姿を話し合う」という部分を、 当社のリクエストに応じて「10年後の夢を語る」に変更するなど、 「裕幸計装バージョン」へのカスタマイズを行って頂き、実施致しました。

受講者としての感想

前塚部長は実際に研修にもご参加いただきましたが、感想はいかがでしたか?

経営課題をじっくり話し合うだけでなく、成果物といいますか、アウトプットの量に驚きました。 詰め込みすぎではないか、というぐらいに2日間が充実していたと思います。プログラムとしても、5つのステップになっていることで、全体の中での位置付けがわかりやすく、まとまりのある議論ができたと思います。






研修後のねらいと成果

導入から約2ヶ月が経過しましたが、経営チームには変化はありましたか?

忌憚の無い意見が言い易くなりました。今までは他部門の問題には踏み込まない、 例えば、営業からの要求に技術部が応えられなくても仕方が無い、お互い頑張っているから言えない、諦めの雰囲気。 他者に要求することを避けていた風土がありました。

しかし、研修という限られた時間の中で、経営課題に関する成果物を出していく、 皆でまとめていく必要性に迫られたことで、経営幹部内での競争心が芽生え、積極的な発言を可能にしました。

具体的には、他者、他部門へ指摘すること、立場を超えて提言していくこと、 経営会議の場で踏み込んだ議論が出来るようになったことで、会議自体も引き締まったものに変わり、「長すぎる」という声も聞かれなくなりました。


組織としての目標

最後に人事担当役員として、組織としての目標を教えてください。

我が社が現在取り扱っているのは建物の制御システムですが、制御というのは精密機器からロケットにまで組み込まれている技術ですので、事業の可能性は無限大にあるといえます。
今回の研修で、10年後の会社を考えるプログラムがありましたが、 1年後、3年後とアナログ的に段階を踏んで10年後を語るのではなく、デジタル発想で10年後を考える…。 この視野や発想を若い社員にも経験してほしいと思っています。

これからの会社を支えていく若い社員が、現在の業界だけを見るのでなく、夢を語れる、追い求められる面白い会社にしたいですね。 そうでなければ、いい人材も入りませんし、定着もしません。1年に1回は、そのようなことを階層別で話し合っていく機会を設けて、夢を語れる会社にしていきたいと考えています。

これからも是非応援させてください。ご協力ありがとうございました。
企業名 裕幸計装株式会社
事業内容
1.計装・自動制御システムの設計・施工・調整・メンテナンス
2.電気・空調・電気通信・セキュリティ・防災設備工事の設計及び施工
3.計装機器及び自動制御機器の販売
設立 1963年12月
資本金 1億円
従業員数 125名(2008年12月現在)
代表者 太田隆三
本社所在 東京都目黒区中央町2-8-8
弊社コンサルティング実績
2006年:‘07新卒採用・中途コンサルティング、アウトソーシング業務
管理職(マネジメントクラス)研修
2007年:管理職(リーダークラス)研修、同フォローアップ研修、中堅社員研修
2008年:階層別合同研修、経営幹部研修(コロンブスの5STEPS)

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