□■プロジェクト事例(企業理念)■□
社員の意識が統一され、一体感が生まれた


【インタビューをさせていただいたお客様】
株式会社ケーイーシー
管理部 副部長 小椋 義則様
導入サービス 企業理念コンサルティング
コンサルティング期間
約5ヶ月間
奈良県で、学習塾「KECゼミナール」を中心とした教育事業を展開されている株式会社ケーイーシー。 その企業理念見直しプロジェクトの中心メンバーのお一人である経営幹部の小椋義則様に、お話をうかがいました。 同社の創業者・小椋俊男様が次世代への事業継承を進める中、 ご子息の小椋義則様も組織一新を担う幹部の一人として奮闘されています。

世代交代していく中で、「全社員で共有できる“基準“が欲しかった

当初の課題はどのようなものだったか改めてお伺いできますか?

幹部が次世代へと交代する中で、「経営陣と全社員の進む道を、同じ方向に向かわせたい」という思いがありました。

例えば、部下をしかったり褒めたりする際、「自分自身の基準」ではなく「会社の基準」を元にしたい、 ということだったでしょうか。社員が作成したチラシに私が「全然お客様の心に響かない」と伝えても、 「上司個人の価値観を押し付けないで」と思われてしまっていました。 「全社員が納得できる核となる基準が欲しい」と強く感じていました。




課題を解決するために、外部の企業にお願いされた理由は?

主導権を握る人が幹部では、幹部と社員が公平な立場になることが難しい、と感じていたからです。 誰が主導ということなく「幹部も若手も、全員で一緒に考える場にしたい」と外部のコンサルタントにお願いすることになりました。

数々のコンサルティング会社がある中で、マングローブを選んだ決め手は何でしたか?

決め手は、担当のコンサルタントへの「信頼感」でした。 事前打ち合わせの際、「企業理念の位置づけの確認」を社員に対してしっかりしていただけると感じました。 また言うべき時には、弊社の社員にも遠慮なくズバッと切り込んでくださると思えました。 また、企業理念構築の実績を豊富にお持ちであることにも、安心感がありましたね。

マングローブからの提案内容はどのようなものでしたか?

「全社員参加のワークショップを行う」というご提案でした。

私が会社の風土や課題点をお伝えしたところ、 マングローブさんから「理念浸透のためには、全員が理念について考えるプロセスを持つべき」 とご提案いただきました。

そこで、初めに全社員参加の半日ワークショップを行いました。 各人が宿題で企業理念について事前に考え、当日はまとめの議論になりました。 「企業理念は、そもそもどういう意味なのか?」「その中で自分たちはどういうことをしたいのか?」を話し合いました。 骨子は、ここで完成しました。


更に管理職で半日のワークショップを行い、最終のまとめを行いました。 その後、マングローブさんから「企業理念の改定案」として、ワークショップの成果をまとめた物をご提案いただきました。 それでほとんど満足いく内容だったのですが、弊社からの最終意見を一部反映させていただき、完成しました。

「顧客重視」の視点を常に問いかけることで議論はまとまっていった

実施段階で、一番印象に残っている出来事はなんですか?

何よりも、企業理念の見直しに向けて、社員の意識を統一していただけたことですね。 元々一部の社員から「なぜ理念を作り直さなければならないのか?」というアレルギー反応もありました。 私自身も、企業理念を見直すことは「聖域に踏み込んでいる」という感覚があり、ハラハラする所がありました。 けれどもワークショップ当日は、マングローブさんに「考え直すことが必要なのです。 作り直すのではなく、より強固なものに整理し直しましょう。」ときちんと話していただけました。 お陰で、社員が違和感を持つことなく、スムーズに進めることができたと思います。

また、「顧客重視」の視点を常に与えてくださったことも、非常に感謝しています。 社員同士で議論を進めると、「自分達社員」がどういう教育を目指すか、という話になりがちでした。 けれども議論が脱線しかけると、その都度良いタイミングで質問を投げかけ、議論を戻していただけました。 「顧客」が必要としている教育の視点を持って議論を進められました。

理念改定後の変化や成果

成果物を簡単にご紹介いただけますでしょうか?

全社共通での「企業理念」のリーフレットが、先日完成しました。  お子様の入塾を検討される親御さんに対しても、 このリーフレットを元に、必ず理念をご説明しています。

また、新卒採用の際も、理念に共感した学生さんに入社していただいています。 リーフレットのお陰で、今まで以上に弊社に共感していただけるようになりましたね。






実施後、社内で変化のあった習慣や出来事があれば、教えて下さい

「何のために仕事をしているのか」という原点を共有できるようになりました。 例えば社員に注意する際、今までは「このチラシは、全然お客様の心に響かない。」と伝えていました。 ところが今は、企業理念で共有した価値"ワクワクを大切に"を元に、 「このチラシで、自分はワクワクできるか?お客様にワクワクしてもらえるか?」と言うだけで、 社員に改善を促すことができます。 私自身も、日々の仕事を進める中で、例えばイベントの準備を普通にするだけではなく、 「このイベントで、ワクワクできるか?」という視点で準備するようになりました。 社内コミュニケーションも、自分自身の仕事も、非常に進めやすくなりました。

また、社員が夢を語れるようになっています。 今までは一人一人の生徒に力を注いで仕事を進めていましたけれど、今は「一人でも多くの人を幸せにする、 それによって社会を変えていく、日本を変えていく」と語れるようになりました。 新しく作り上げた理念ではないはずなのに、社員一人一人への浸透度が全然違います。 共感してもらえている、と感じます。近年、業界内の競争が激しくなり業務量が増えていますが、 その状況下でも活気のある職場になっています。

それに、会社全体での一体感が生まれています。 今までは各教室が「一国一城」で独立した印象がありましたし、 「会社のためにと思って仕事をしたことがない」という声も、残念ながら聞いたことがありました。 企業理念で「チームワーク」とうたっていますが、 そのことを意識せずとも自然と全社員が「一人じゃない」と感じられるようになってきています。 全社員が理念をつくる過程に参加し、理念で語られている「チームワーク」の意味を理解できているからでしょうね。

組織としての目標

最後に、組織としての目標を教えてください。

3年後には、奈良でNo.1の塾なることを目指しています。 実績だけではなく、塾の概念を越えた、人間教育のできる塾にしていきたいですね。 No.1の内容を、数値に置き換えることもしていきたいです。 将来的には、奈良だけではなく大阪、京都と関西圏にも展開し、お客様に広くご評価いただける塾になりたいです。

これからも是非応援させてください。ご協力ありがとうございました。
企業名 株式会社ケーイーシー
事業内容
教育産業全般・小中高生の受験進学指導
設立 1977年11月
資本金 2,000万円
従業員数 約400名(非常勤含む)
代表者 小椋俊男
本社所在 奈良県生駒市山崎新町2−37 エミネンス生駒2F

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